納税証明そして

大使館に行ったオットからメール。
私の納税証明書も必要と言われたとのこと。
事前に送る必要はなく、訪ラオ時に持参すればよいそう。
フリーで仕事をしていると、こういう場面で非常に無力だ。
しぶしぶ市役所の窓口に行き、納税証明をもらうことにする。


この日、オットは大使館で意外な女性と会った。
私たちの婚約式に立会い人として参加し、署名をしてくれた日本語教師だ。
めでたくラオス人男性と結婚することになったらしい。
必要書類の説明を聞くために訪れたところ、オットと遭遇し、
今度の署名式でも、サインを快諾してくれた。


彼女は婚約式当時、ラオスに赴任して2カ月ぐらい、
早くラオス人の恋人がほしい、と言っていた。
そんな彼女が出会った運命。
ラオスの風に乗り、順調に進むことを願ってやまない。


「夫はとてもびっくりしましたよ、本当にびっくり。妻もきっとびっくりでしょ」
オットは衝撃を隠せず、何度も「びっくり」を繰り返す。
でもかつて。3回しか会ったことがないのに結婚を決め、
周囲をひときわざわつかせたことはすっかり忘却の果て。