郵便局からの国際送金

ちょっとリクエストに応えて、郵便局からの送金について。
初めての海外送金は、結婚書類の翻訳代ほか3万円分。
手紙に現金を入れて送るのが手っ取り早いけど、
最初だから、ものは試しで正しく送ってみることにした。
郵便局を選んだのは、その日、別の郵便物があったからたまたま。
速さや手数料を念入りに調べてのことではない。


手続きは簡単だった。
窓口でもらった「国際送金請求書(住所宛て用)」に必要事項を明記して、
手数料と現金(円)を渡しただけ。10分くらいであっさり終了。
(身分証明できるものを何か見せろと言われたかも)


送金方法には、口座宛てと住所宛ての2種類に、
通常、電信の2タイプがあるのだが、
ラオスは、通常扱いの住所宛てしかやっていない。
送金可能な通貨は、USDのみ。受け取りは、現地通貨のキープで。
手数料は、送金総額10万円以内なら1000円。
所要10日〜20日、現地事情によって大きく幅が出ると言われた。
ちょうどラオス正月(ピーマイ)の時期と重なっていたので、
多少の遅れは覚悟するものの、
2週間後には無事、オットの手元にお金は届いた。


喜びいっぱいのメールが来ると思っていたら、
「あなたは間違えました。賢くないやり方をしました」とぶつぶつ。
翻訳会社へはドル払いをしたかったらしく、
キープはいらない、ドルが欲しかった、郵便局は銀行よりレートが悪いうんぬんと書かれていた。
「どうして夫に相談しないで、勝手に送りましたか」
「今度はもっと賢くしてください」
「妻の頭はいいですから、分かりますね」と説教尽くし。


あとで調べてみたら、銀行口座へ送金するとき、手数料は5000円くらい。
それがドル建て口座なら直接ドルで引き出せるけど、手数料は高い。
トータルで考えたら、どっちもどっちじゃないだろうか。
とはいえ数字には致命的に弱い身。深追いはやめた。


【送金のあらまし】
送金方法:通常/住所宛て
送金総額:USD 264.22(29000円分。1ドル=109.76円)
受取総額:264万2200キープ
手数料:1000円
所要日数:2週間(送金4/7→受取4/21)