マンパオ

midorikono2005-08-17

ラオスの果物、野菜全部ひっくるめて一番好きなのは、「マンパオ」。
日本では見たことがない根菜です。
2月の訪ラオ時、バスの中で、小さい子供がかじっているのをじっと凝視していたら、
お母さんが1個くれた。
で、あまりの美味しさに、打ち震えた。
2週間弱の滞在で、毎日ひたすら食べまくり、
もちろん帰国際、キャリーケースにもしのばせた。


茶色の薄皮をペリペリむくと、中から白い実が現れる。
その質感、蕪のような、大根のような。
そのままかじって、しゃくしゃく、しゃりしゃり。
時にちょっと固めで、歯ごたえ十分。
滴り落ちるような瑞々しさはないけれど、
噛みしめるほどに、ほのかな甘みと湿り気が広がって、心地いい。
本当に子供のおやつにぴったりだ。
この噛みしめ方、どこか懐かしい。ふと大好きなカニぱんを思い出した。


オットいわく「冬の野菜」。 一応旬があるらしい。
5月の初来日のとき、もしまだあったら買ってきてと頼んだけど、
もう旬は終わっていた。
だから、雨季が終わる11月ごろから、
1年で最も気温が高くなる暑季になる3月あたりまでが、
収穫時期じゃあないかと推測してみた。


その頃、ラオスに行かれる方、ぜひお試しを。
市場、道ばた、手押し車で、どこでも山積みで売られています。
私の家族は、誰も美味しいとは言わなかったけど。