結婚に必要な12の書類(1)

ラオスでの結婚手続きには、12種類もの書類が必要です。
リストを初めて見たとき、ちょっと気が遠くなったのは、
こういう事務処理がほんとうに苦手だから。
何から手をつければいいのか、手順を把握しようにも、
オットの説明だけでは、さっぱり見当がつかず。
今思うと、道筋が見えてくるまで、ものすごく時間がかかった気がする。



12種類をざっと挙げてみると、、、


1、婚姻願書
2、履歴書
3、戸籍証明
4、身分証明またはパスポート
5、独身証明
6、健康診断書
7、警察証明(渡航証明)
8、写真
9、在職証明または残高証明
10、離婚した場合におけるラオス人女性の帰国を保証する宣誓書
11、婚約証明書
12、大使館の発行する意見書



各書類の説明は、次回にまわすとして、
新郎、新婦がそれぞれ、上記の書類を作ったら、
必要に応じて、英訳、ラオ訳を添付して、ひとまず必要書類セットのできあがり。
で、このセットをあちこちの役場に持っていって、
申請→審査→許可をただひたすら繰り返すというのは、前回に説明した通りです。



英訳はサインさえ入れれば誰がやってもいいというので、
翻訳ソフトを駆使し、私がふたり分を全部やった。
といっても、まずラオス語で書かれた書類が読めない。
だから、日本に住んでいるラオス人の友達に書類を見せて、
全書類の1語1句を日本語で説明してもらったのだけど、
これは、居酒屋で怒濤の集中力を見せ、3時間くらいで終了。
その後、仕事の片手間に英訳を進めて、正味1週間くらいで全部の英訳が終わりました。



ラオ訳はオットがやるもんだと思っていたら、
翻訳会社の印鑑がないと、公的書類として認められないことがわかり、1枚10ドルで発注した。
全部で15枚あったので、150ドル。たぶん、これまでで一番の出費。
時間もかかるけど、なんだかんだとお金もかかる。
これからきっと、他にもそういうことが出てくるんだろうなあ。やれやれ。