2005-01-01から1年間の記事一覧

さよなら産婦人科

週末、月に一度の検診に行った時、 助産院で産もうと思っていると話したら、とたんに先生の顔が曇った。 ここで産まないなら、もう後は知らない。早く帰れ。 そんな空気がぷんぷんと匂い立ち始める。 すぐに、もろもろの検査データをもらって退散した。 助産…

カオニャオ

ラオス料理は、基本的にタイ料理と同じで、辛い、酸っぱい。 ただ、野菜やハーブ、葉っぱをたくさん入れるので、もっとヘルシー。 慣れると美味しく感じるのだが、 タイやベトナム料理のメジャーぶりにかすんで、 地味な印象はぬぐえない。 主食は、カオニャ…

オットの星空

スコール後、ビエンチャンの星空は美しい。 プラネタリウムとまではいかないが、東京の空とは別格。 オットは、夜、勉強に疲れると、 家の奥の洗濯干し場で夜空を見上げるらしい。 そして日本の方角にある星を眺めながら、 遥か彼方、私を想うのだ。 ロマン…

なんとか

生き延びています。 オットも元気です。

署名式にはやはり

署名式には、おそらく行かねばならない。 オットの見込みで11月。 その頃、ニンプは7〜8ヶ月です。 安定期に入り、相当腹ぼてになっているはず。 飛行機に乗ることによる気圧変化がよくないという説があり、少々心配。 大丈夫という医者も経験者もいるし、 …

幼稚園

ラオスに限らず、アジアの子供はかわいいと思う。 欧米人の子供の、別世界的かわいさとは異なり、顔も心も地続き。 無条件な子供好きではないので、 気が向いたときだけ適当にあしらうのだが、 それが子供ゴコロをぐっとつかみ、どこでも愛されるタイプです…

戌の日

今日は戌の日、新たなニンプ行事の時。 5カ月目に入った戌の日に、水天宮に参り、さらしを巻き、 安産を祈願するというものだ。 犬が多産・安産であることから、安産祈願のシンボルとなった。 1日早い昨日、家族揃って水天宮へ行き、祈願してもらってきた…

白ブリーフ

オットは、日頃、白ブリーフを愛用している。 アジアの人はみなだいたいブリーフだけど、 グレー、紺、ワインレッド…色はいろいろ。 オットのお父さんも弟も、洗濯干し場にあったのは、いつも白以外。 オットのものだけが、いつも太陽の下で輝いていた。 そ…

家を追い出される

実家大好きだった私が、ついに家を追い出される日が来た。 コドモもできたのだから、少しは大人になれと、 徒歩3分くらいの距離に、ハハがほぼ独断で部屋を借り、 必要最低限の家電を揃えたのだ。 オットが日本に来たのなら、まだ分かる。 来てもいないのに…

靖国で出血

8月半ば、ほんの少しだけど不正出血してしまい、 1週間ほど安静を強いられた。 動き回りすぎたのが、よくなかったらしい。 自転車に乗ったことも、軽く責められた。 結局、八角の強烈なにおいの漢方薬を1日3回飲んで、コトなきを得た。 でも、動きすぎの…

コドモに父の声

昨夜遅く、オットから電話がかかってきた。 また例の番号へかけ直す。 電話の目的は、お腹のコドモに自分の声を聞かせるため。 スピーカーフォンに切り替えると、 「赤ちゃん。たくさんご飯を食べて、早く大きくなってね」 「お父さんの声をちゃんと覚えてく…

結婚式:当日

当日は天気にも恵まれ、初夏の爽やかな一日。 神前式30分、食事会約2時間、 厳かに、和やかに時は流れた。 オットの袴姿も様になっていた。 誓詞の詠み上げも、榊の奉納も、練習の甲斐あってうまくいった。 万事滞りなし。 すべてはオジ・オバのぬかりない…

結婚式:準備

結婚書類は特に進展がないので、また思い出話を。 5月に挙げた結婚式は、親戚への顔合わせだけのつもりが、急遽決定。 足の悪いソボを思い、チチ・ハハともに田舎の岡山で、 身内だけを集めて行った。 「神前で白無垢」当初の私の主張はこれだけ。 ラオスで…

助産院へ

今はひとまず近所の産婦人科に通っているけど、 産むのは助産院と決めている。 理由は、分娩台と薬や医療的処置への抵抗。 もっと自然に、動物っぽく、産みたい。 先週末、めぼしい助産院に話を聞きに行ってみた。 家から車で40分弱、母娘3代続く老舗の助産…

チチ・ハハ最初の反応

「あんな好青年、お前にはもったいない」 「少しはツマとして、料理を覚えようとしたらどうだ」と、 今ではオット大好きのチチ・ハハだが、 最初にその存在を打ち明けたときは、さすがに動揺していた。 「墓はどうするの!?」とハハ。 これまでそんな話、一…

副乳

「副乳」の存在に気が付いたのは、4〜5年前。 わきの下近く、腕の付け根に、極小の乳首が左右両側にぽちっと。 直径3ミリ弱、乳輪はない。 酔っぱらった時に、赤みを帯びていたのを発見し、 これが、副乳であることを知る。 副乳とは、進化の過程で消えて…

初入管

まだ少し気が早いのだけど、入国管理局に行き、 配偶者ビザ申請に必要な書類一式をもらってきた。 この腰の軽さは、よく褒められる。 品川・港南口からバス、または天王洲アイルから徒歩15分。 普段なら歩くほうを選ぶけど、一応ニンプだし暑いし、バスを選…

署名式

結婚申請の締めには、ビエンチャンで本人と証人が立ち会って、 署名式をしなくてならないのだが、よくよく考えてみて、はた困った。 安定期には入ってる頃だろうけど、 できれば飛行機には乗りたくない。 オットだけでいい、とか、代理人を立てるとか、 私が…

最後の砦

結婚の書類、さりげなく衝撃が走る。 今、審査中の役所が、最後の砦らしいのだ。 まだ6〜7割と思っていたから、ちょっと驚く。 前、オットが言ってたことは本当のようだ。 私のリサーチとは、役所の順番がずいぶん違っていたけど、 それもまたラオス。激し…

警察証明(渡航証明)

結婚書類は、進展なし。 300ドルの袖の下効果にうっすら期待して、地味に待っています。 で、振り返り手続き。 結婚に必要な12の書類の7番目、警察証明(渡航証明)。 犯罪歴を証明するもので、警視庁のホームページでは、 「渡航証明(犯罪経歴証明書)」と…

輝くハハ

妊娠発覚以来、ハハは輝き始めた。 5月に身内だけの式を挙げたときも、 「私にお任せあれ!」とすべてを執りしきったのだけど、 式が無事終わり、オットがラオスに戻り、燃え尽きていた。 そのハハが再び。 妊娠出産本を買ってきて、夜な夜な読みふける日々…

郵便局からの国際送金

ちょっとリクエストに応えて、郵便局からの送金について。 初めての海外送金は、結婚書類の翻訳代ほか3万円分。 手紙に現金を入れて送るのが手っ取り早いけど、 最初だから、ものは試しで正しく送ってみることにした。 郵便局を選んだのは、その日、別の郵便…

マンパオ

ラオスの果物、野菜全部ひっくるめて一番好きなのは、「マンパオ」。 日本では見たことがない根菜です。 2月の訪ラオ時、バスの中で、小さい子供がかじっているのをじっと凝視していたら、 お母さんが1個くれた。 で、あまりの美味しさに、打ち震えた。 2週…

洗濯事情

オットの家には、洗濯機がない。 各家庭、洗濯機がないのが一般的なのか、そうじゃないのか、 それはまだよく分からないけれど、ともかくない。 だからオットの家族は、 パンツや洋服はもちろん、タオルやシーツなんでも、 自分のものは自分で手洗いしている…

オット、髪を切る

一昨日くらいに、 「私は髪を切りました。短くしました」とオットからメール。 髪が短かろうが、長かろうが、本人のしたいようにすればいいので、 「そうですか。よかったですね」と、適当な返事をしたら、 次の日、「あなたの気持ちはどうですか。すごく知…

桃づわり

つわりについて。 私は、生理が3〜4日、量も少ないし、生理痛も皆無。 だから、つわりなんてあるわけないだろうと勝手に思っていたら、 一丁前にあった。しかも相当早い時期から。 3カ月目くらいから始まるのが一般的らしいけど、 私の場合は、1カ月も早い…

ジャックフルーツ発芽

この間の訪ラオで、持って帰ってきたジャックフルーツの種2個。 6月下旬に鉢に植えたものの、 おそらく芽は出ないだろうと、存在すら忘れていたのだが、 今朝ふと思い出して見てみると、立派な苗木が育っていた。 高さ約20cm。 心やさしいハハが、他の植物…

続・格安国際電話

昨夜またオットから電話がかかってきた。 例によってかけ直す。 と、ものすごい早口で、 「今日は1分100キープ払わなくてはいけませんから、10分だけ話します」と言う。 よく聞くと、ネットカフェをやっている友達には、お兄さんがいて、 彼が実質のオーナー…

告白

実は今、4ヶ月のニンプです。 来年2月に生まれる予定。 「あなたはもうすぐ30歳。早くしないとタマゴが古くなります。 急がなくてはいけません」と繰り返していたオットは、 それはそれは大はしゃぎ。 「シーフードと野菜をたくさん食べて、ミルクも飲んで…

書類、300ドルの役所へ

今日、結婚書類に進展があった。 先日追加で送った宣誓書のラオ訳が終わり、 英文書類と合わせて提出し、無事に受理されたとのこと。 そこは、300ドルの袖の下を払うところ。 何はともあれ、よかった。 あとはただひたすら待つ、待つ、待つ。 オットの見込み…